About PACE
PACEとは?
特定非営利活動法人カンボジアの教育を支える会(PACE)は、カンボジアの未来を担う子どもたちの教育を支えていくことを目的として、1999年に設立された学生が中心の国際協力団体です。私たちPACEは、子どもたちが自らの可能性を広げ、来を築いていくためのサポートとして、初等教育への支援を行っています。
これまでPACEは、2002年4月よりシェムリアップ州の農村にあるドーン・トロー小学校を支援先とし、教材、文房具、校舎などの提供、特別授業の実施、カンボジアと日本の小学校間のお絵かき交換など様々な支援を行なってきました。また日本では、普及啓発事業として写真展、チャリティイベントの開催、多団体主催イベントへの参加など、多くの人に現状を知ってもらうための活動をしてきました。ドーン・トロー小学校の教育環境が向上したことを機に、2009年の春に支援を終了しました。
ドーン・トロー小学校への支援期間中のカンボジアの経済成長は目覚しいものがあり、都市部を中心に急速な発展を遂げ、学校教育を取り巻く環境も徐々に改善されてきました。一方で、地方の農村へ行くと、支援を必要としているにも関わらず、行政や支援団体の手が行き届いていない地域もありました。PACEは、今後のカンボジアの教育環境全体の発展を考える上で、この様な地域にこそ支援が必要だと考え、2009年9月よりコンポン・スプー州の農村地帯にあるチュローク・チャー小学校への支援を開始しました。チュローク・チャー小学校では、小学校の設備品の提供や子供たちの健康を考慮したろ過器の支援、また保護者会の実施による、学校と地域との関係の強化などに取り組んできました。
そんな最中、カンボジア政府の民間投資促進政策である「経済・土地コンセッション」によって土地の開発権を付与された企業により、学校周辺の住民たちが強制的に移住させられるという、深刻な被害の声が聞こえてきました。また、その影響はすぐに学校の近くにも押し寄せ、学校へ通えなくなる児童が増加し、前校長先生も自宅の土地から退去させられました。
この様な状況を目の当たりにし、PACEは今年度からこの移転させられた住民の多くが居住する地域(ピス村)における教育支援を実施することを決定しました。現地調査を重ね、現地のニーズや動向を把握した上で、まずは出来るだけ多くの子供たちが学校へ通える環境を整備することから始めることが不可欠だという結論に至りました。今回の井戸支援は、その様な環境整備の第一歩となるものです。今後も、PACEはこの地域に対して長期的にコミットし、ピス村に住む子供たちが必要な教育を受けることが出来るよう、支援を継続していきます。
※PACEについての詳細は、こちらを御覧ください。
